ニュース(2025年)
開催予告 吉川一義氏の対談とシンポジウム発表(2025年10月17日早稲田大学、2025年11月2日日仏会館)
小西財団は、主宰する日仏翻訳文学賞の第30回記念事業として、展覧会・公開対談・シンポジウムなど一連の行事を開催します。そこに、プルースト『失われた時を求めて』全訳を達成された、吉川一義先生が参加されますので、以下にお知らせします。
(1)展覧会(開催中)
展覧会はすでに始まり、11月3日まで行われます。場所は、公開対談と同じ早稲田大学国際文学館村上春樹ライブラリーで、2階展示室を会場としています。吉川先生の今回のご訳業に関する資料も展示されています。
くわしくはこちらをクリックしてください(小西財団のウェブページへ)。
チラシはこちらをクリックしてください。
- 期間(開催中):2025年11月3日(月・祝日)まで(毎水曜日休館、10月30日と31日も休館)
- 開館時間:10:00~17:00
- 場所:早稲田大学(早稲田キャンパス)(キャンパスマップ) 4号館・早稲田大学国際文学館村上春樹ライブラリー 2階展示室
- 主催:公益財団法人小西国際交流財団、早稲田大学国際文学館(村上春樹ライブラリー)
- 監修:堀江敏幸氏(早稲田大学文学学術院教授)
- 企画・運営:小西財団日仏翻訳文学賞第30回記念事業組織委員会
- 協力:大江健三郎文庫、日仏会館・フランス国立日本研究所
- 後援:外務省、在日フランス大使館 / アンスティテュ・フランセ、公益財団法人日仏会館、日本フランス語フランス文学会、一般財団法人井上靖記念文化財団
- 入場無料
(2)公開対談
公開対談「マルセル・プルーストの万華鏡——日本語に移す、映す」(10月17日)に吉川先生が出演されます。くわしくはこちらをクリックしてください(早稲田大学国際文学館のウェブサイトへ)。
- 日時:2025年10月17日(金)15:30~16:30
- 場所:早稲田大学(早稲田キャンパス)(キャンパスマップ) 4号館・早稲田大学国際文学館村上春樹ライブラリー 2階ラボ
- 講演者:吉川一義氏(京都大学名誉教授)と関大聡(日本学術振興会特別研究員)
- 演題:「マルセル・プルーストの万華鏡——日本語に移す、映す」
- 主催:公益財団法人小西国際交流財団、早稲田大学国際文学館(村上春樹ライブラリー)
- 入場無料、予約不要(ただし座席数超過の場合には立ち見や入場制限などの可能性も)
- 問合せ先:早稲田大学国際文学館wihl-info★list.waseda.jp(★をアットマ-クに変えてご利用ください)
(3)シンポジウム
小西財団日仏翻訳文学賞第30回記念シンポジウム「日仏文芸翻訳の歩み─古典から現代文学、 Mangaまで」(11月1日と2日)について、くわしくは日仏会館のウェブサイトをご覧ください。
チラシはこちらをクリックしてください。
以下、吉川先生がシンポジウムに参加される2日日曜日のみ以下に記載します。1日については、上記のウェブサイトないしチラシをご覧ください。
- 日時:2025年11月2日(日)13:00~17:15
- 場所:日仏会館(東京・恵比寿、アクセス・マップ) 1階ホール
- セクション(13:00~14:30)「マンガ、の翻訳 21世紀から/21世紀へ」参加者(敬称・肩書略):フレデリック・トゥルモンド、レオポール・ダアン、ブランシュ・ドゥラボード、ヨアン・ルクレー(司会:原正人)
- セクション(14:45~16:15)「古典が息を吹き返す」参加者(敬称・肩書略):中地義和、宮下志朗、吉川一義(司会:塩塚秀一郎)
- 特別講演(16:30~17:15)(敬称・肩書略):多和田葉子(仏語朗読:坂井セシル、司会:トマ・ガルサン)
- 主催:公益財団法人小西国際交流財団
- 共催:公益財団法人日仏会館
- 協力:大江健三郎文庫、日仏会館・フランス国立日本研究所
- 後援:外務省、在日フランス大使館 / アンスティテュ・フランセ、日本フランス語フランス文学会、一般財団法人井上靖記念文化財団
- 入場無料・要事前申込
開催予告 マチュー・ヴェルネ氏講演会(2025年10月23日早稲田大学・10月28日京都大学)
マチュー・ヴェルネ氏M. Matthieu Vernet (Maître de conférences, Sorbonne Université)が10月来日され、東京と京都で講演会を開かれることになりました。ヴェルネ氏は、2022年刊行のプレイヤード版Essaisや現在進行中のル・リーヴル・ド・ポッシュ刊RTP新版における編集総括coordination(2022年刊行第1巻の編集も担当)でも知られています。
東京での講演会チラシはこちらをクリックしてください。
- 日時:2025年10月23日(木)18:00~19:50
- 場所:早稲田大学 戸山キャンパス(キャンパスマップ) 33号館 16階 第10会議室
- 講演者:M. Matthieu Vernet (Maître de conférences, Sorbonne Université)
- 演題:« Proust et la question homosexuelle »
- 問合せ先:早稲田大学文学部フランス語フランス文学コース(salut★list.waseda.jp)★をアットマークに変えてご利用ください
- 使用言語:フランス語(通訳なし)
- 入場無料、事前申し込み不要
京都での講演会は以下のとおりです。
京都の講演会チラシはこちらをクリックしてください。
- 日時:2025年10月28日(火)15:00~16:30
- 場所:京都大学(キャンパスマップ) 文学部校舎1階 会議室
- 講演者:M. Matthieu Vernet (Maître de conférences, Sorbonne Université)
- 演題:« " Ça prend " : Comment Proust trouve la formule d'À la recherche du temps perdu »
- 問合せ先:京都大学文学研究科フランス語学フランス文学専修 村上祐二氏(murakami.yuji.3u★kyoto-u.ac.jp) ★をアットマークに変えてご利用ください
- 使用言語:フランス語(通訳なし)
- 入場無料、事前申し込み不要
開催予告 公開シンポジウム「戦後日本におけるフランス文学受容とその社会的インパクト 鈴木道彦の足跡をとおして」(立教大学、2025年7月13日) [終了しました]
2024年11月11日に逝去された鈴木道彦先生のお仕事を通して、 1960年代から現在までのフランス文学の日本における受容を検討する企画です。プルースト研究会からは、吉川一義先生と中野知律先生がご登壇されます。
チラシ(QRコード掲載)こちらをクリックしてください。
- 日時:2025年7月13日(日)13:00~18:30
- 場所:立教大学(池袋キャンパス)(キャンパスマップ) 7号館 1階 7101教室(Zoomでも開催)
- 主催:立教大学文学部文学科フランス文学専修
- 共催:日本サルトル学会、日本プルースト研究会
- 基調講演:(講演者)海老坂武氏、吉川一義氏
- 第1部「プルースト、サルトル、第三世界」:(発表者)中野知律氏、竹本研史氏、中村隆之氏;(司会)坂本浩也氏
- 第2部「戦後の世界および日本とフランス文学」:(発表者)合田正人氏、鵜飼哲氏、永野潤氏、小林成彬氏、澤田直氏;(司会)生方淳子氏
- 入場無料Zoom参加は要事前登録(チラシのQRコードから予約できます)
- プログラム詳細は日本サルトル学会HPと立教大学ウェブサイト(ニュース・イベント)で。
- シンポジウム後の懇親会も企画されております。申し込みはチラシのQRコードから。
