研究情報
プルースト書誌（プルーストに関する会員業績）
当会では、1998年から毎年、会員から集められた情報をもとに会員業績の一覧を作成し、定例研究会で配布してまいりました。そこで、この情報の一層の活用を目指し、ここにまとめることにいたしました。
今回掲載するに当たり、可能な限り現物と照合して精確を期したほか、他の既存書誌、データベースなども活用して情報の収集につとめました。
当会の会員の業績のうち、1998年以後に発表されたプルーストに関する業績を5年ごとにまとめてあります。年は、4月始まりの年度ではなく、1月始まりの暦年によります。
発表の形態にもとづき、図書、図書掲載論文（様々な論文集・科研費報告書などの論文を含む）、雑誌掲載論文（学術雑誌の論文だけでなく一般の雑誌新聞等の記事も含む）、博士論文、ウェブページ、口頭発表（放送も含む）の６つの項目に分けてあります。翻訳も、発表形態に応じて分類しております。各項目では、会員名の五十音順・発表年月日（主として奥付に基づく）順におおむね書誌情報が配列されています。
＞2001～2005年
＞2006～2010年
＞2011～2015年
＞2016～2020年
＞2021年～
プルースト研究専門誌
バックナンバーがインターネット経由で閲覧・ダウンロードできるようになってきました。有料の場合もあります。ポータルとなる外部ウェブサイトにリンクしています。
Bulletin Marcel Proust（旧称Bulletin de la Société des amis de Marcel Proust et des amis de Combray）
＞プルースト友の会：No. 1 (1950)からNo. 6 (2012)まで（無料）、これとは別にNo. 1 (1950)からNo. 64 (2014)までの総目次も閲覧可
Bulletin d'informations proustiennes
＞JSTOR：No. 1 (1975)からNo. 46 (2016)まで
Quaderni Proustiani
＞Padova University Press：No. 12 (2018)から最新号まで（無料）
Marcel Proust Aujourd'hui
＞Brill：No. 1 (2003)から最新号まで（有料）
Revue d'études proustiennes
＞Classiques Garnier：No. 1 (2015)から最新号まで（有料）
参考文献の書誌
さまざまなテーマについて、プルースト研究に役立つ書誌を提供します。会員の皆様からも、ご提案、ご要望、書誌の投稿, 掲載書誌への情報提供などをお待ちいたしております。なお、書誌の編集著作権は編者に帰属します。
＞「フランスにおけるラスキン受容 : 1914年まで」（横山裕人編）「オンライン版プルースト事典」プロジェクト
2022年10月22日の定例研究会で上記プロジェクトの立ち上げが発表されました。4~5年をめどに最初の公開を目指します。